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桜問題提起スレッド
新世界秩序、経済システムの可能性を探る
投稿者：五月蠅鴨さん投稿日時： 2016/03/03(木) 02:42:45
世界はここ数十年で一変した。
冷戦構造が転換し、米国一極支配のグローバリズム。投資資金が世界を駆けめぐり、途上国の急成長。支那という化け物さえ誕生した。
ピケティは言う。世界的に中間層は増大した。しかし、総体的には富の偏在は顕著となり、格差自体は拡大の一途を辿っている。
上位１％が世界の富の多くを握る現状がある。

しかしここへ来て過剰生産が問題となり、需要は供給を消化できなくなりつつある。世界の工場が存在しえず、ブルーオーシャンはどこにもないように見える。
世界経済のピラミッド構造は結局転換しないのだろうか。

ここで新しい世界について、様々な点から考え直してみてはどうだろう。
思いつくまま書きたいことを書きたいときに書き込むために立てたスレッドである。
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1　五月蠅鴨さん 2016/03/03(木) 02:51:00
お金の始まり。
ひょんなことからお金とはなにかを考えるようになった。
単純な疑問である。
お金が物の交換に使われる尺度ぐらいのことは分かっている。
統計学的に言えば、比例尺度。
そんなことではない。
お金の流通量はどうやって決められているのだろう。意外に考え始めるとさっぱり分からない。

数年前からＹｏｕｔｕｂｅを見るようになった。
そこで見つけた動画がある。
不思議なもので検索していないのに当たった動画であり、今同じ物を探そうとしても見つけることができない。

続く
2　罵愚さん 2016/03/03(木) 06:06:08
　まったくの経済音痴なので、教えてほしいのですが“通貨安競争”なんて、自国通貨を増刷して国内市場をインフレに誘導すると国際競争に有利になる政策は、いままで考えた国はなかったのだろうか？　国際基軸通貨としてのドルだって、アメリカ経済の優位に支えられてると信じてたのは間違いで、むしろ木の葉のドル紙幣で収奪されてたのだろうか？
3　五月蠅鴨さん 2016/03/03(木) 07:50:04
おはようございます。罵愚さん。（以後は挨拶文は省略させてください。字数制限がなければいいのですが）
私は専門ではありませんので、ご質問に適切にお答えすることはできない可能性が高いです。
私もいろいろな人がわいわいと書き込んでくれるなら面白いだろうと思ってテーマを立てただけです。（切り込み隊長的に・・・）
批判ではなく、面白く自分の考えを俎上に乗せられればそれでよしという気持ちです。
逆にいろいろと教えてください。

よろしくお願いします。
4　五月蠅鴨さん 2016/03/03(木) 08:20:19
伊勢志摩サミット“韓国大統領招待”で調整

馬鹿じゃないの。
5　五月蠅鴨さん 2016/03/03(木) 08:43:52
お金の始まりについては、さるアニメ動画が分かりやすかった。字幕入りのいかにも欧米カートゥーンというものだった。探せば今でも見ることはできそうな気がする。
私は専門家ではないので、専門用語は使わない。というか使えない。
ただ、何となくイメージを掴むと、専門家が話す内容にはついていけるようにはなる。
それぐらい気楽な気持ちで考えればいいのではないだろうか。


物語はある”金”預かり屋から始まる。

経済活動の始まった社会では「金：ゴールド」が価値を持つと認識を持たれるようになる。
多分金貨などは使われている状態での説明ではなかったかとは思うのだが、細かいことは考えない・・・。

その金を預かる商売を始めるものがいた。銀行の元になる業種の誕生である。

責任の下、金を預かる代わりに何らかの手数料を取っていたのだろう。そのあたりの描写がどうだったのか記憶が自分には無い

金預かり業者預かった金の量を記録し証文を渡す
この証文が、やがて金の実物の代わりに取引に使われるようになり、最初はそのまま渡していたものが、等分に分割した証文を発行することにより証文が小分けされ、発行量が増えていった。これが通貨（紙幣）の原型と言われている

6　五月蠅鴨さん 2016/03/03(木) 12:46:03
通貨らしいものが発明されると、金預かり屋はあることに気が付いた。
金そのものを持ち出し（引き落とし）に来る人間がほとんどいないのだ。
要するに、新たに入ってくる金と、引き出される金を相殺しても、金そのものが手元から無くなることが無いことが経験上分かったのである。

あるとき、ひょっとしたことからさる金儲けの手段を思いついた者がいる。
引き落としに来る者がいないのなら、バレない程度に金券を刷って渡せばそこから手数料が手に入り儲けが大きくなるのではないだろうか。

実際これは功を奏し、要するに預けるものと引き出すものの金のバランスが取れていれば、金庫にある金の量に関係なく紙幣を発行できるという「金融システム」が誕生した。
これは、発行した紙幣が経済を活性化させ、さらに経済規模・経済圏が広がるという効果をもたらした。

さて、これは金本位制度なのか。
管理通貨性なのか？
7　五月蠅鴨さん 2016/03/04(金) 10:18:08
動画編の最後

金融システムらしいものができあがり、「銀行」が誕生した。
　
銀行は利用者に「通帳」を作成させる。
これが、銀行がお金を作るシステムの基本と言われている。

商取引において
銀行契約者が取引先との金銭のやり取りを現金を引き出し支払うことは稀（まれ）である。
決済には通帳や手形、その他が利用される。
つまり、銀行にある原資としての金や現金が動かなくとも商取引が可能となるわけである。

理論的には、銀行内にある現金がバランスを失い無くなる状態になりさえしなければ無限にこの取引ができるということ。

これを、銀行がお金を作るということとしてとらえ
「信用創造」という。

そのため、銀行には現金は多く保管されてはいない。
例えば、ＡＴＭ等で過不足ない状態であれば銀行業務は成り立つわけである。
（大金を引き出す場合には予約が必要）



8　五月蠅鴨さん 2016/03/04(金) 20:39:46
これまで書いた文がお金の基礎知識であると考える。

これがある人間と無い人間では経済諸事象に対する理解と思考、そこから派生する判断に違いが出てくる。

さて、「信用創造」が理解できるといろいろなことが考えられる。（はず）

例えば
金本位制では金は兌換できるのか？

金本位制であっても信用創造が機能する中では実際の流通規模は大きく膨らんでいるわけで、必ずしも兌換できないだろうということが考えられたりする。

つまり、管理通貨制度は現実にあわせたシステム名変更でしかない。でしょう。

金融危機に陥ると取り付け騒ぎが起こる。
これも、危機でなくとも、みんなが一斉に引き落とし始めると危機が起こるということが分かる。

仮に引き下ろせたとしても、それで本当に金融危機が起こればハイパーインフレ。
下ろした紙幣も紙くずになる。
マクロとして見ると、動いても仕方が無く、動かない方が実はいいのだ・・・・。

お偉いサンの会合ではどんなことが話されているのか考えると面白い。
（動かさないためにどうするかが対策なのである）

9　五月蠅鴨さん 2016/03/04(金) 20:40:57
なお、信用創造をもう少し専門的に理解したければ

第44回 お金って何？誰が発行するの？ 【CGS 日本経済】
第45回 借金がお金を増やす仕組みだった！？【CGS 日本経済】
など参考になる。
10　五月蠅鴨さん 2016/03/05(土) 13:09:02
金本位制の説明で補足

金を比例尺度的に定量化し、それに応じた債権（紙幣）を発行している状態がいわゆる
本当の意味での
「金本位制」

ここに

信用創造

が取り入れられ、保有する金の価値以上の規模で経済が回っている状態は、本来金本位制とは言えないのだが、この状態となっても世間一般的には、長らく金本位制と呼び続けられてきたということが分かってくる。
11　五月蠅鴨さん 2016/04/24(日) 05:54:48
これも書きたかったが随分下に落ちていた。
私の私見だが、
経済は
上に書いているように、お金とは何か。その始まりを知ること。
金融の始まりと信用創造
これを知ることが基本であり、知らないで考えると判断できない物と考える。
なので基本的にはこれで十分といえば言える。

あと
簿記の基本的な知識（単式・複式）
そして
一般的な経済学
経済理論の流れ、歴史
を知ればいいのではないだろうか。

私の書きたい方向性としては、イデオロギーに毒されない社会体制と経済ということで
資本主義を基本に据えたＢＩについて述べたいと思っていた。
人間の欲は経済に欠かせないと思っているので、共産主義者とは思っていないが、
結局マルクスが考えていたのもこういう社会なのかな
と思う不思議。
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